今週の肛門論

初回である前回からかなり間を空けてしまったが、新たに提唱された「処世術」としての肛門論を抜粋して伝えていこうと思い、筆を執った次第である。

 

肛門の内部に潜む肛門輪廻について、前回多少触れたが、今回その全貌を明らかにしていく。

 

そもそも肛門輪廻とは何なのか

何処で生まれたのか

本当に存在しているのか

 

など、様々な疑問が飛び交うと予想するが、今回質疑応答の時間をとる予定は一切ない。

 

自分達で調べておいてほしいということで、肛門輪廻の話は一度置いておく。

 

今回の本題は、アナルと食文化の関係と歴史である。

食文化、といっても食べるのと排出する(ここにおける排出する物というのは、無論うんこの事である。)のは相反する物であり、そこに関係性を見出す余地は無いと思われがちであるが、実際そうである。

アナルと食文化の間に接点は殆ど無く、何か見つけたとしても、それに何ら価値はない。

なんとここまで言っておいて関係性など皆無であった。

 

では今回記事として何が本題になるのか?というと、勿論それは「肛門パニック障害」についてである。

 

その名の通り肛門を見るだけで発狂し、挙句の果てには自らの肛門を毒ガスと共に噴出するという、何とも驚異的な、おぞましい病気である。

筆者が患者を直に目撃したことはないが、親戚の従兄弟がそれにあたったという。

現在感染方法が、「肛門同士の接触」とされており、親しい間柄になると及んでしまう行為の一つであるため非常に感染性は高い。

 

実際に仲良くなった友人と、先生と、上司と、そういう関係になってしまっている人も少なくはないだろう。

予防方法は言うまでもなく肛門を緩めない事であるが、人によっては難しい方法であることは間違いない。

 

そこで今回筆者は、新たな予防方法を発見したのである。

それは、「肛門処世術のマスター及び肛門静止剤の塗布」である。

まず肛門処世術について説明しよう。

肛門処世術とは文字通りいかに肛門と共に世の中を切り抜けていくか、その為に必要な能力のことである。

明言すると、そんな能力は、無い

 

続いて肛門静止剤とは、肛門の興奮を抑制する作用を持つ薬剤であり、服用方法は塗布である。しかしこれは専門の医師との相談の上入手できる希少価値の高い薬であり、薬局などで一般に販売されているものではないことから、

非常に入手が困難である

 

と同時に、今回筆者が述べようとしていた論は破綻するわけである。

 

以上をもって、今週の肛門論とする。