帰宅したら詰んでた

バイトを終えた私が帰宅して最初にすることはシャワーを浴びることだ。

今日も過酷な労働だったので、身体中汗をかいていた。

私は真っ先に荷物を置き、風呂の前で服を脱ぎ始めた。

そんなときふと、肛門からウンコを出したくなってしまったのだ。

私は一瞬迷った。

シャワーを浴びた後に肛門からウンコを出すととても損した気分になることを思い出したのである。

そしてすぐシャワーを浴びたい欲はあれど、何よりもウンコを優先すべきだという結論に辿り着く。

風呂で肛門からウンコを出すわけにはいかないので、全裸でトイレに向かい、便器に腰を下ろそうとする。

しかしその時、“このまま便器に座ると、尻に付着している汗が便座についてしまう“ことに(運悪く)気づいてしまう。

事を済ませた後なにかで便座を拭けばいいのでは?とも考えたが、成人男性がウンコのあと自分で便座を拭く姿は何とも惨めである(←何故こういう思考になったのか今考えても分からない)。

 

そしてこのとき私はまさに、詰んでしまったのである。

 

シャワーを浴びたい→シャワーを浴びる前にウンコを出したい→尻汗が付くためシャワーを浴びたい→・・・のループから抜け出せなくなってしまったのだ。

 

パニックになった私は、全裸のままベッドに飛び込み、

そのまま大の字でウンコをぶちまけてしまった・・・。

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