今週の肛門論8

年の瀬を迎え、迫る新年に備える肛門論。

 今年は

・肛門激臭グランプリ

・田舎老婆の肛門鑑定サバイバル2017

を筆頭とした奇抜なイベントが多数開催され、肛門界にとっても大きな進歩を遂げる1年になった。

 

君自身はどうだろう。

肛門と共に歩んだこの2017年を振り返り、未来へと繋げてほしい。

 

しかし君が過去を振り返る時、肛門は未来を見ているわけで、普段の景色が逆転し、つまりは他者の視点に移入する事で多角的に肛門を理解できるというわけである。

 

何が言いたいかというと、人生とは皮肉である。

 

 

【新コーナー設立について】

このブログは、読者の肛門についての基礎知識、ある程度の情報源を前提に成り立っている。

 

しかしそもそもその情報について得る術が無ければ、この記事の本質理解は格段に薄れる。

 

日本国内で肛門の最新情報を得る手段について、大掴に分けると3つだ。

 

ANL公式ホームページ

がっちりマンデー

朝日新聞のコラム欄

 

先ずANL公式HPについては、アカウント登録とANL側からの承認が無ければ閲覧自体不可能、朝日新聞はそもそもの購読率が小さいなどで、それらを情報源にできる人間はごく僅かである。

 

そして毎週日曜朝にTBSにて放映される「がっちりマンデー」については、その卑猥なタイトルからも特に日曜日、優雅な朝を過ごす家族の前では観るのを憚(はばか)られる、という人も少なくないだろう。

 

そのため、常に最新の情報を得続けるというのも難しい話である。

このような理由から知識の補完という形で【肛門最新情報のコーナー】を設立することにした。

 

毎回その月の最新情報について記載、定期的に更新をしていく予定なので、上記の情報源を利用しづらいという人は是非このコーナーを活用してほしい。

早速今回から導入しているので、最後まで期待しておこう。

 

 

 

【コモン・アナリュークの終着点】

激アナル調査隊とは、 肛門のシワと健康の互換性について追求する最前線人類の総称である。

 

肛門のシワは、年齢を重ねるにつれて神速に増加している。

 

筆者は毎晩欠かさず肛門のシワのケアをしており、いつ見られても恥ずかしくないような状態を保つ努力をしているが、

凡庸な人間はケアどころかシワの数を数えすらしていない事だろう。

 

肛門のシワの数が素数に到達した時に襲い掛かる"共鳴"は誰もが一度は感じた事があるだろう。

子宮の中ではシワも屈託も無い美麗な肛門である訳だが、産まれた瞬間は大気と肛門の化学反応が始まってしまい、シワが丁度2本増えるという。(当然"2"は素数であるために共鳴が起こり、その衝撃で胎児は泣き出してしまう。)

 

他にも、ジャーキングと呼ばれる、居眠りをしているとビクッとなる現象、BEATたけしが偶に見せる首をクイッと傾げる行為も、全て原因はこの、"共鳴"である。

 

このように、最早我々の生物としての活動の上で(下で)肛門の共鳴は日常茶飯事的に君臨している。

そしてその共鳴は、肛門のシワの絶対値が大きくなればなるほどより破壊力を増して行くのだ。

 

先日通夜と告別式が執り行われた私の古き友人、コモン=アナリューク

彼の死因もまた、共鳴であった。

 

彼の肛門は10億にものぼり、シワの総数はというとそれに更に100を掛けても足りないくらいだ。そんな彼がたったの連続2日、肛門のケアを怠った翌日の朝。

 

彼は、通勤で最寄駅へ向かう途中、

 

突如全身が唸るように湾曲し、急激な筋肉の収縮により圧倒的なパワーで地面を蹴り地上から約30mの位置まで到達した後、自由落下の重力加速度をモロに受けたままコンクリートの地面に激突、死亡した。

(いきなりの飛翔で丁度太陽が隠れる地点まで到達した際、後光により金に光って見えた事から、地元ではいきなり黄金伝説と呼称される。)

 

この衝撃的なニュースはANL上層部でも暫く話が尽きなかった。

 

無論、これは彼の前人未踏の肛門数があるからこそ起こり得た事件なのだが、彼も人間であるしやはり他人事ではない。

 

肛門の共鳴が、我々そして肛門にとっての最大の恐怖-"死"-と密接な関係にあるというのは放置できない状態だ。

彼もケアしていた方なので肛門1匹辺りのシワは120程度であったが、生まれて以来一度もシワの数を数えたことのない君の肛門は、一体どうなっていることだろう。

 

もしかすると、確認した頃には時すでに遅いかもしれない・・・。

 

因みに筆者は便所で用を足した後、手を水で洗うのではなく舌で舐める派閥なのだが君はどうだろう。

 

 

 

 【黙示録】

『落ちれば同じ谷川の水』ということわざがある様に、人生のピークと共にケツの中心から同心円上に咲き乱れる肛門も、やがては枯れ落ち、無、『0』に収束するものである。

 

我々に親しみのある正の肛門と対象に、0の向こう側に鎮座するのは、負の世界。

 

 第6回でも触れた内的肛門の存在については、既に周知の事実だろう。

 

かつて、肛門数を0に到達させた者(敢えて名前は出さないが、日本のお笑い界でもBIG3を担う彼の事である。)はいても、それを下回った者はいない。

いや、正確にはいなかったのである。

 

 そう、その新人類誕生の計画はつい先月、我々が何事もなく平穏に過ごしていた第4日曜日に水面下で進められていたのである。

 

そして生まれた、人類の域を超越した真の革命家の名は・・・

 

 

 

 

『菅 直人』

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日本の元内閣総理大臣であるところの彼は、ふと思い立ち、ほんの気まぐれで、

ケツの割れ目を針で縫った。

 

周りの批判をも押し退け、計画を強引に進行させた彼はもう、我々の知る彼ではなくなってしまっていたのである。

 

彼は額に1つ肛門が位置している事でも有名だったが、暗く深いケツの谷底に貶められた彼の外的肛門は、2日もしないうちにその役割を失い、内的肛門として生まれ変わったのだった。

 

彼の元の肛門数は、ケツに4つ、額に1つで合計して5つ、すなわち一般男性の平均値であり、彼は人より目立つ地位にまで登りつめた男であったが、その性格も、彼の肛門も至って平凡なものであった。

 

 

2017/11/26(日)、彼は人間をやめた。

 

彼の肛門数はケツのマイナス4つと額の1つで、合計マイナス3個になったのだ。

 

人類史上初(正確には既に人ではないが)の試みを成功させた彼については、ANLをあげて、勿論この記事でも随時触れていきたい所存。

 

 

 

 

【肛門最新情報のコーナー】

・肛門は結構くさい。

 

 

 

 

 

 

次→来週