異変-komon×ron-

君は気付いているか、この確かな『異変』に

 

毎月のように新たな一面を魅せる『肛門論』の更新が、死んだかのようにピタリと止まってしまっている事に。

 

しかし更新が止まる事自体は奇矯でない。

何故ならば更新自体がそもそも不定期であり、気まぐれに執筆されるブログに規律など存在しないからである。

 

だが君は今、かつてない静寂に恐れ慄いている。常日頃感じていたはずの鼓動(BEAT)、アナルビートは数週間前からその波長が乱れ始め、数日前、完全な無に帰したのである。

 

 BEATの停止と記事の更新の遅延…誰もがこれらに関連性を見出さざるを得ないだろう。

 

そして君たちは原因が『肛門論』筆者である私にある、と考える。

更に募った不安を解消するべく、揃いも揃ってこう問う、「今月分の肛門論はまだか?」。

 

 

「まだか?」ではない。

 

君自身に、自分がこの時代の最先端を行く肛門研究家であり、少数の精鋭である自覚はあるだろうか。

 

私は肛門論について、私一人で完成し得る物では決してなく、各々の肛門の確固たる拡張から、終わりが始まると考えている。

 

肛門について、君は受け身になっていないだろうか。

毎月のように勝手に気づけば更新されていると考えてもらっては困る。

 

更新を停止したのも、単に私の怠惰や種が尽きた事に原因があるわけではない。

 

読者の皆には、随意的に、『アナル』との対話、ANAL×BEATの向上について取り組んでもらいたかったのだ。

 

今月分の肛門論はやがて更新されるだろうが、更新の有無に関わらず、自身の肛門との関係について今一度見直してほしい。

 

 

 

因みにこの空白の期間、私は特に何をするでもなくダラダラしていた。

 

 

今週の肛門論7

 10月も半ばという事で、肛門論。

 

この空白の1カ月間、我々ANLが何をしていたのかというと特に何をしたと言うわけでも無く、食っては寝て暇さえあればスタッフ同士で肛門を出し合いアナル・ブラックジャックを始めるという最悪のスパイラルが繰り広げられていた。

 

タイトルが「今週の」肛門論であるのに、月毎にしか更新がされないではないかという意見は現在受け付けていない。

 

 

 

 

 

 

【近況報告】

 先日発売された私の著書、「ドスコイ昭和のデカチンポ備忘録」についてだが、コートジボワールに住む児童への悪影響を考慮して、販売停止となった。

メルカリで高値で取り引きされている物の多くは偽物であるため、購入の際には注意してほしい。

 

 

 

 

【肛門の変遷】

ここでは、近代から現代、そしてその先の近未来における肛門の立ち位置を解説していく。

 

近代と現代とでは、やはり「通貨」として使われていたかどうかという決定的な違いがある。

 

今でこそ紙幣と硬貨が流通したが、戦前の日本にそこまでの技術は無く、人々は全て肛門頼りの生活を送っていた。

通貨にとどまらず、交通手段や筆記具としても使われていた肛門は、現代と比べるとやはり、より身近な存在であっただろう。

 

それに対して現代の肛門は、存在そのものが高貴であり、宇宙にも劣らない無限の可能性を秘めた物体という立ち位置を確立している。

 

読者の中にも、「あの時肛門が無かったら今頃私はここにいなかった」「1つの肛門で人生観が変わった」という経験がある人も少なからずいるのではないだろうか。

 

 

私はありません。

 

 

 

 

そして近未来、私の掲げるテーマは

俺たちの肛門」。

 

肛門は、肛門を所持している自分だけの物だと錯覚していないだろうか。

肛門とは、人類の、地球の限りある財産である。

欧米諸国では既に、肛門のオープン化が進んでいる。テキサス州のとある町では、一家の肛門全てが、玄関先のポストの上に飾られているのだという。

 

その点では、まだまだ発展途上の日本だが、我々ANLの本社は、東京。

肛門の研究は世界トップクラスでも、国民の理解が追いついていないのは致命的だ。

 

私のような一(いち)ブロガーでも発信できる事があると信じてこうして無賃で肛門論を執筆している訳だが、君たちにも肛門所持者としての自覚をしてほしい。

 

それがどんな方向に向かおうとも、私の、君の、掛け替えのない肛門になる事は間違いないだろう。

 

 

 

 

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 【無限のアナル地獄、BEATたけしのウワサ】

☆排便時に使う肛門は、常にトイレに設置してあるらしい。

 

 

 

 【若者間の不正肛門売買問題】

そんなものはありません。

 

 

 

 

【今君ができる事】

肛門革命により、高度な肛門連携が必要とされる現在。

君が高位の存在を目指すならば、まず間違いなく求められるのが「肛門とのコミュニケーション」だろう。

 

朝と言えば、肛門と挨拶を交わし共に朝日を浴びるのが醍醐味だ。

一日のスタートからつまづいているようでは一日中気まずい展開が続いてしまうので、忘れずにおこう。

 

そして食事の際にはしっかり肛門の分もテーブルの上に配置してあるだろうか?

朝日新聞の統計によると、肛門の分の食事を用意する日本人の割合は、なんと全体の32%。

 

自分は食えるだけ食っておいて、溜まったら肛門から排出させて頂く立場であるのに、肛門に米一粒すら配給しないというのは都合が良すぎるのではないだろうか。

 

更に、風呂。

肛門に配慮して、一定時間毎に尻を湯船の上に突き出して呼吸を交代するテクニックは、今では常識だろう。

 

肛門も肺呼吸なので、 漫然と顔面で呼吸をして入浴を楽しむというのはあまりにも理不尽かつ独善的な行動である。

 

最後に就寝。たまにはうつ伏せになってあげよう。

 

上記のようなテクニックを駆使すれば、君が肛門との関係を深める事は容易だ。

ただ、大切なのは、その場に対応した気の利くサポートであるということも忘れずにおこう。

 

 

 

 

【究極論】

君はこの世の「括り」の上限について考えたことがあるだろうか。

 例えば君の家を一つのタグで括る時、日本、地球、太陽系、銀河、宇宙と括れる訳だが、果たして「宇宙」を超える括り、宇宙の向こう側には一体何があるのだろう。

実はこれは有名な話で、100年前既にイギリスの天文学者の研究によって一つの説が発表されている。

 

その答えとは、「ケツ」だ。

 

研究によると、この世界は人類より高次な存在であるケツによって創造された緻密なシミュレータだそう。

 

当然これにも諸説はあるが、これが現時点で最も有力な説だ。

 

もしこの説を信じるとして、宇宙の向こう側がケツで溢れているとなれば、君の両親は何を思うだろう。

 

人類の未来の到達点がケツだと、誰が予想しただろうか…。

 

 

勘のいい読者なら、ここまで目を通して

「ならば今お前の背中の下にある割れ目はなんなんだ」という意見を持つだろう。

 

親に向かってなんだその態度は。

 

 

 

 

 

 

 

次回→来週

 

 

 

 

今週の肛門論6

三連休という事で、肛門論。

今回は、先日参加してきたチンゲフェスティバル2017について、肛門の前提条件の解説、最近肛門がかゆい事、の豪華三本立てです。

 

 

【肛門論】

・ドスコイ昭和のデカチンポ備忘録、ついに…

 

気まぐれで更新していた、大人気短編小説『ドスコイ昭和のデカチンポ備忘録』が、ついに書籍化される事が決定した。

 

これも全て読者の皆の支えがあってこその賜物である。本当に嬉しい。

初版は来月末、税込960円、コートジボワール全域で販売予定だ。

学校や仕事帰りに少し寄って探してみてくれ。

 

 

 

・台風

台風が頻繁に発生するこの時期、我々ANLは、『台風の目があるのなら台風の肛門もあるのでは?』をテーマに大規模な実験を実施予定だ。

 

ANLにとってもかなり大きく出たイベントだったのだが、どこの気象庁を訪ねても「無い」の一点張り。

そんな中、協力してくれる研究所はどこを探しても存在せず、半ば諦め状態だった本社に、希望と言う名の肛門研究家、郷ひろみが舞い降りた。

 

知っての通り、肛門の所持数が人類史上唯一の無理数(その数なんと√13)であるところの彼は、我々のプロジェクトのスペシャルアドバイザーとして協力してくれる事となった。

 

具体的な実験方法としては、上陸予想地点で台風をスタッフ一同で待機し、台風が来たらそれとほぼ同じスピードで自転車を漕ぎながら肛門らしき物を探し出すというものである。

 

今年こそは成功させたいので有志は四国まで来ること。

 

 

・お前の肛門

残念ながらお前の肛門は全てお見通しだ。

 

 

 

・チンゲフェスティバル2017

腹痛のため出られず。

 

 

 

【本題】

前置きはこのくらいにして、いよいよ第六回の本題に移りたい。

今回の議題は『内的肛門と外的肛門』。

人は誰しも、内なる肛門を平均して5〜6個所持していると言われている。

外的肛門とは、それ以外、つまりいつも君たちのケツで呑気に暮らしている肛門の事を指す。

 

外的肛門の役割は、主に「排泄」「開発」「食事」の3つに分けられる。

では内的肛門の役割とは一体なんなのだろうか。内的肛門が常に体内で果たしている重要な役割について解説していこうと思う。

 

まず内的肛門が在るのは人間の身体で言うとヘソの辺り。ヘソを弄ると腹が痛くなったりするのは、無論ここに在る肛門を刺激しているためである。

 

ここで何が行われているかと言うと、「排泄」である。

排泄といっても、ここは「ストレスのはけ口」。生命を維持しているだけでもそれなりのストレスが滞納していくヒトの身体は、ここにある内的肛門からヘソを通じて外部へストレスを発散している。

 

そしてもう1つ、担っている重要な役割とは、「チンゲ」。

チンゲである事に意義を感じているそこの君なら、チンゲ教会全156の教えを全て暗記していることだろう。

 

しかし、内的肛門が5〜6個とカウントされているのは実質、肛門絶対値の話になってくる。

内的肛門自体は負の存在であるが、身体の内部に位置しているということで、その負がたまたま相殺されているというだけなのである。

 

そして、そんな内的肛門の負を保ちながら体外に肛門を放出する事に成功した人物、それが『BEATたけし』である。

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彼の元々の外的肛門の数は、5。

これ自体は平均点な値なのだが、偶然なことに、彼自身に眠っていた内的肛門の数も、5だったのである(実質-5個)。

そして、1996年3月、彼は択捉島の隔離施設にて人類初の「内的肛門の放出」を成功させた。

これが、のちの肛門解放☆ヴァルキュリアだ。

 

これにより彼の肛門の数は、人類史上2人目の0(ゼロ)を記録した(因みに1人目はキリスト)。

現在、地球で肛門数が0の人数は6人。

このビッグウェーブに、君も乗らないか。

 

内的肛門の重要性についてある程度理解させられただろうか。

 

君の肛門の数が幾つであれ、肛門ワールドは君を待っている。

たった一度きりの人生、私が、君が、人類の到達点を更新する番だ。

無限に拡がる宇宙、肛門に繰り出した私たちに、彼らは一体何を見せてくれるのだろう。

 

きっとそこでは、想像を超える神秘が私たちを次の次元へと導いてくれる。

 

 

 

 

 

 

 

著:西連寺最強

次→明日

 

 

 

 

 

 

今週の風俗レポート

2017/09/04(月)19時ごろ、僕は自宅から徒歩3分、一プレイ約1200円の激安風俗へと足を運んだ。

今まで行く機会は無かったが、親に「そろそろ行っておいたら」と唆され久しぶりに予約の電話を入れることとなった。

 

いつの間に我が家がこんなにも性に関してオープンで寛容になったのかと疑問に思ったが、

性処理の多様化とともに岐阜でもグローバル化が進んでいるのだという結論に至った。

 

料金分の金まで渡された時は度肝を抜かれた。

 

 

自宅から歩いて辿り着いたそこは、一見普通の家屋なのだが中では凄まじいプレイが施行されていると噂のケツ穴場スポット。

 

受付にカードを渡すと、待っているよう言われ待合室でジャンプを読みふけっていた。

しばらくジャンプに集中していたが、そろそろかと思い受付の方に目を送る私だったが、そこでとんでもない光景を目の当たりにすることになる。

 

なんと受付の前には子とその父親の姿があるではないか(!)

 

いくら最近の子供は成長が早いと言っても、まさかここまでとは思いもしなかった。

パチンコ店に訪れ車内に子供を残していき熱中症で問題になるというのはニュースで偶に見かけるが、風俗に子供を連れてくるというのはいささか肛門。

 

唖然としていると僕の名前が呼ばれる。

 

心の準備もなにもする暇が無かったので、少し返事が上ずってしまう。

 

20代前半の雰囲気を醸し出すピンクのナース服のお姉さんに案内され一番奥の部屋(通称:子宮)の診察台に横たわる。

 

やはり一年も経つと色々システムが変わっているようで、診察台の脇には見かけない器具も多数ある。

棒状で先端がくねくねしているものや、

ピンセット、バキュームのようなもの(流石にそのくらいは口を使ってほしい)まで揃っている。

 

この風俗店ではまず、口からプレイが始まる。

勿論口臭が酷かったりしたらムードぶち壊しなので、家で満遍なく歯は磨いてきたつもりだ。

 

先ほど案内してくれたお姉さんが、そのままプレイに移ってくれるようだった。

 

口を開けるように言われ、素直に開ける。

 

ピンセットで口内を調べられ、歯の調子などを尋ねられる。

歯の調子といっても特になにも無いので「ハッハッハw」と言って誤魔化す。(歯とかけている)

 

どうやら特に異常は無かったようだが、前回訪れた際に詰めてもらった白いなにかが少し弱くなっているようで、そこの補強をしてくれるらしい。

正直早く本格的なプレイを始めてほしいが、これも看護師プレイの雰囲気づくりの一環なのだろう。

 

しかしそう言ってお姉さんは何処かへ行ってしまう。

器具をなにか取りに行ったんだと思い楽にしていると、

なんと院長を連れてきたではないか(なんですかこのオッサンは!?)。

 

明らかに流れがおかしいので

何か自分がやらかしてしまったのかと考えたが、特に心当たりは無い。

そしてそのまま何をするのかと思えば、

 

僕の診察台の隣の椅子に座り、プレイを続行し始めた!

 

なすすべも無く口内を物色されてしまう。

まさか風俗店に来たのにマスクをしたオッサンに口内を弄られている状況に理解が追いつかず、何も言えない僕。

 

そしてついに器具の方からドリルとバキュームを取り出し、口内を荒らし始めた。

 

前回詰めたのは一番奥の歯で、性感帯でもないのにそこを執拗に弄られる。

 

本当にあり得なかったが、その時の僕にはせいぜい嫌な顔をして黙ってプレイを受けているしかなかった。

 

変な薬を注入され、いよいよ訳が分からなくなってくる。歯の奥に若干違和感を感じるが、歯は頑丈になった気がする。

 

そのまま放心状態でいると、オッサンが何故か器具を片付け始めた。

まさかこれから本番なのか、というのが頭をよぎり今すぐにでも逃げ出したかった。

 

逃げ出したい一心でオッサンの隙を伺っていると、オッサンは

「今日はもう終わりです。お疲れ様」

 

と一声かけて、何処かへ行ってしまった。

 

終始嫌な顔をしていたので院長も冷めてしまっていたのだろうか

所詮は激安風俗、プレイ時間は30分程だった…

 

しかも最初のナース服の連中は思わせぶりで何もせず、出てくるのは化け物の女どころか50付近のオッサン。散々な結果だった

 

  しかし心身ともに疲れ切っていたので

ああ、今日はもう終わりか。と歯が少し頑丈になって何故か満足していた僕は、診察台を降り受付へ向かい、会計を済ませる。

 

 

店を出て、次はケチらずいっそ1500円くらいの店を予約しようと決意した彼は

そのまま夜の街へと消えた(何もせず帰宅した)

 

 

 

 

 

 

 

 

今週の肛門論5

 

☆肛門論☆

 

やあみんな。俺の名はコモン・アナリューク。この夏をどう過ごしているのかな?

今回は夏のアナライフを有意義に過ごすのにうってつけのケツ穴場スポットをたくさん紹介するよ。

 

 

  

 ・岐阜第二肛門研究所

2年前日本アルプスの奥地に建設された知る人ぞ知る名所。

近年急速に普及した全自動肛門開発機、Apple Watchなどで数々の賞を受賞してきた日本有数の肛門研究所だ。

 

現在天皇家の肛門は全てこの場所に厳重に保管されており、万が一の自体に備えてクローンの生成も予定されている。

 

人類の歴史、宇宙の神秘を感じられるよね。

博物館やプラネタリウム感覚で一度訪れてみてもいいかもしれない。

 

余談ではあるが、ここに置かれているお試し肛門開発機は全て肛門5所持者用なので、尼族の彼が訪れた際は背中に3つ穴を開けられたようだ。

私コモンもそうだが多肛門所持者にとっては少し物足りないよね。

 

 

ガダルカナル・タカ

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 ケツ穴場スポットについては以上だ。

 

たくさん紹介すると言っておいてこれだけか

と感じる人もいるかもしれないが

待っているだけでは何も始まらない。

 

この夏、

10人いれば10通りのケツがあるように

君も君だけのケツ穴を開発してほしいと思う。

 

 

☆【ケツから日本を見てみよう】☆

 

ケツには『BEAT』という鼓動が存在する。

ヒトは各々が独自のBEATを刻むものであり、

そのBEATの共鳴により

ヒトの肛門は覚醒する。

 

信じ合う仲間、愛し合う恋人のように

互いに理解し合う人間同士のBEATは共鳴しやすく、強い想いが重なり合う時

BEATは頂点に到達する。

(俗に言う、ANAL BEATである)

 

近年、若者のケツ沸点上昇が社会問題として取り上げられている。

 

ケツ沸点上昇による弊害としては、

 

・ANALが絶頂しにくい

・ BEATが刻みにくい

・ケツのマンネリ化

・ケツ

 

などが挙げられる。

君のケツはどうだろう

 

毎日風呂あがりにBEATを刻んでいるか?

ケツの締まりはどうか?

肛門が減っていないか?

 

これらの症状が見られたらそれはもう、

ケツ沸点上昇 である。

 

 

中には、ANALが絶頂しにくくなったからなんなのか。ANALを絶頂させる必要性がそもそもないのに、という意見もあるだろう。

 

現在そのような質問は受け付けていない。

 

 

【肛門完全収束理論】

 

君は自分の肛門を愛しているか?

 

私は愛している

 

肛門とは人生を最後まで共にするパートナー。

 

まさか道半ばで肛門を道中に捨てて歩み続けるという人はいないだろう。

(死体に肛門が付いていないなどと言った事例は聞いたことがない。)

 

そんな肛門が、現在この世に何個存在すると思う?

地球だけで言えば、人口が70億で平均肛門数が5なのだから、総数は70億×5で350億…と計算している人がいるかもしれないが、

そのような概念を全てぶち壊すのが

 

肛門完全収束理論 である。

 

この理論が前提とする世界の肛門総数は1だ。

 

この世そのものが肛門であり

そもそもビッグバンは創造神の肛門の爆散によるものだと説明している。

 

 

その説が正しいというのなら、今、自身のケツの中央についているこの穴は一体なんなのか。

これを肛門と言わず何と言うのか?

 

と考える人もいるかもしれないが、

 

 

それは肛門です。

 

 

【アナル熱狂サザンビーク

俺の肛門が、疼く。

強いヤツを求めて、ひたすらオレに訴えかけてくる。

 

『次の挑戦者はまだか?』

 

 

ここは、東京スカトロツリー最上階。

 

数々の激戦を繰り広げ、その全てに勝利した者のみが辿り着ける、人類の希望の華。

 

今まさにその猛者同士の最後の闘いが始まろうとしていた。

スクリーンにカードが映り、熱狂する観客達。

 

『西連寺最強 vs コモン・アナリューク

 

俺は今最高に昂ぶっている。

ようやく俺と対等に渡り合えるかもしれない奴と、タイトルを賭けて闘えるのだから。

 

日々鍛え上げてきた甲斐もあり、最高にヒクつかせている肛門達。

 

コンディションは今までに無いくらい良い。

 

この試合は10連続チャンピオンが懸かっている。

 

よりにもよって今まで聞いたこともなかった日本人がここまで来るとは思いもしなかったが、ここに居るという事は何か恐ろしい物を持っているのだろう。

 

相手の肛門がどれだけあろうが関係ない。

10億でも20億でもかかってこい。

 

最早負ける気がしなかった。

 

オレの名は、コモン・アナリューク

 

 

【ケツ】

重々しいゴングが鳴り響き開戦の火蓋が切られる。

 

俺はいつも通りを意識し、闘いに臨む。

 

慎重に間合いを詰め、相手のリーチを測る。

ジャップだけあってやはり身体は小さい。

 

ある程度の距離を保ち続ければ確実に勝てるはずだが、それでは面白くない。

 

まずは2000個、肛門をイカせよう。

 

群衆の前で無様に嬲り殺してやる!

 

 

俺は一気に前へ駆け出し、ANAL・Expressを放つ。

矢のように素早く後ろに回り込んだ俺は、手始めにケツを…

 

 

 

無い

 

 

 

肛門が、無い

 

 

 

前代未聞のハプニングに、俺は対応する事ができなかった。

西連寺の鋭い回し蹴りが右肩に直撃し、吹き飛ばされる。

 

地面に倒れ込むも直ぐに起き上がり、俺は正気を取り戻した。

今の蹴りで俺の肛門1500程が絶頂してしまっただろうか。

 

しかし一体どういう事なんだ?

ヒトの平均肛門数は5で、

当然そこらの人間が競技用のパンツを履けば当然全てが隠れる。

そんな事は分かっているが、ここは東京スカトロツリー。

 

全世界から強者が集まるこの場所に、肛門の数が億を切っている人間などいるはずがない。

 

ましてやここは最上階、一つ前の相手の肛門数が8億9000個だった事から、決勝の相手は10億個を超える肛門の持ち主だろうと踏んでいた。

 

5000を超える辺りからケツに肛門が配置し切らず、背中や首筋までびっしり肛門で埋まるはずだ。

しかしさっきの一瞬、背中にびっしりどころか、奴の肛門を見つける事すらできなかった。

 

異常だ…。

 

俺は焦りと同時に、ケツの奥から湧き上がるBEATを感じていた。

 

 

無意識にこの状況を楽しんでいたのだ。

 

 

俺は俺を変えられる人間に、ようやく出会えたのかもしれない。

 

 

☆続く☆

 

 

 

 

 

次回→来週中

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先週の肛門論4

多忙ゆえに先週完成しきらなかった肛門論の下書き。

 

消去も考えたが、今後の展開において必要な知識についても散りばめてあるため荒削りながらもアップすることにした。

 

高度肛門寄稿術の乱用が目立ち、肛門中級者レベルの単語が多く用いられているが、今までの肛門論を読破してきた人間ならば理解に苦しむことは無いだろう。

 

 

 

 

☆肛門論

 

 

 

あなたのコンプレックスは何かと問われた時、多くの人の回答は容姿や学力、肛門に関するものだろう。

 

今回は、その中でも特に悩まされている人が多い「肛門」に関するコンプレックスについて掘り下げたいと思う。

 

肛門の数

君は自分の肛門の数を気にしたことはあるか?

筆者は、ある。

日本人の肛門所持数の平均値は約4.1個。

知っての通り、男性の10人中9人が肛門を5個持っていると言われている。(殆どの女性は3個であり、便所に費やす時間が長いのはそのためである。)

 

仲間とプールや銭湯に訪れた際は、ほぼ必ず肛門の個数を競ってアナル・ブラックジャックをするという人も少なくないだろう。(その殆どが5対5で引き分けとなる)

 

しかし筆者は毎回それを隅から傍観することしかできない。

この意味が分かるだろうか?

 

勘のいい読者ならすぐに察していたかもしれないが、そう。

 

筆者は肛門を2個しか持っていないのである。

 

所謂「尼族(にぞく)」である筆者の家系は、江戸時代からその肛門の少なさゆえに露骨な差別に遭ってきた。

 

今ではもう殆ど日本に残っていないとされているが、完全に消滅した訳ではない。

筆者は幼稚園の頃から人前ではほぼ裸になれず、プールの授業は毎回欠席していた。

 

それが筆者自身のコンプレックスである。

こうやって堂々と肛門論を執筆しているにも関わらず、その肛門の数はというと、2。

 

正直拍子抜け、といった感じではないだろうか?

当然読者の中にも肛門の数が平均から外れている人間もいるとは思うが、いくらなんでも2は無いだろう。

 

現在応急処置として額に人工肛門を取り付けてあるが、将来取り外せる日が来るかどうかは未だ不明。

 

 

☆肛門のニオイ☆

 

肛門のニオイは、キツい。

身体の柔らかい人ならば、自分の肛門のニオイを嗅いだことはあるだろう。

 

これは恐らく多くの人が抱える悩みである。

友人や会社の同僚に急接近され、必然的に肛門のニオイを、嗅がれる・・・。

 

これほど辛いことは無い

 

何故なら肛門の手入れをする人間など存在しないからである。

無防備な肛門を勝手に嗅がれて、その上くさいとまで言われたらひとたまりもない。

 

しかしANL職員である私は、なんとその解決法の一つを度重なる実験により発見した。

 

その方法とは、

 

 

ウンコをした後に紙でケツを拭く!

 

 

 

 

目からウロコ。

これほどまでに画期的な解決策がかつてあっただろうか。

そう、ウンコはくさい。

 

排便後、必然的にその通り道である肛門のニオイのキツさは増す。

 

しかしそのニオイを払拭することはほぼ不可能だとされ、多くの人が、排便後個室を出て、手を洗いトイレを去る...としていただろう。

 

その一連の流れの中に肛門のニオイを払拭できる何かを取り入れられれば・・・

 

★紙でケツを拭けばいいのでは?★

 

紙を都合よく持ち合わせていないという人は便器の隣にあるよく分からない円柱型の紙を使ってしまえば良いだろう。是非試してほしい。

 

 

 

 

今週分も投稿予定。